ギャラリー解説

書画

鵬齋亀田長興、草書十六字(江戸時代、AD1752〜1826)

紙本肉筆・・縦119cm、横39cm

「鵬齋」の下に、陽刻「鵬齋」と「金杉老鈍」の落款が押さ

れている。亀田鵬齋は江戸の人で、名は長興、字は圖南

・公龍、号を鵬齋・善身堂などと称し、折衷学者の井上金

峨に師事して、山本北山や原狂齋らと交わり、荻生徂徠

一派の古文辞を排撃し、下谷金杉に家塾を開いて講説

に従事した儒者で、同時に草書・楷書を善くした能書家

でもある。


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