ギャラリー解説蛟蛟

書画

黄虎洞手習い、陽刻自用印一顆(現代、AD2025、9、23)

縦横・2×2.6cm

『列子』説符篇の一句を、金文で刻した「度在身稽在人」

(度は身に在り稽は人に在り)である。行いの善悪は尺

度であり其の度は我が身に在る、其れを考え善と爲し

悪と爲して對應する、つまり稽考する事は、他の人に在

る、要するに、「己を律するは我に在り、己を處するは人

に在り」と同じ意味内容である。因みに「己を律するは我

に在り、己を處するは人に在り」は、小生の座右の銘で

ある。


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