ギャラリー解説蛟蛟
書画
黄虎洞手習い、陽刻自用印一顆(現代、AD2025、9、30) |
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縦横・2.8×2.4cm 『老子』第四十四章の一句を、戰國篆文で刻した「多蔵 厚亡」(多く蔵すれば厚く亡ふ)である。持つ物が多いと 失う物も多いと言う事である。餘り欲を掻くと失はなくても 良い物まで失ってしまう、故に欲もそこそこが宜しい。四 十四章には、「甚だ愛すれば必ず大いに費ゆ、多く蔵す れば必ず厚く亡ふ、足るを知らば辱められず、止まるを 知らば殆からず」と有る。 |