ギャラリー解説蛟蛟

書画

黄虎洞手習い、陽刻自用印一顆(現代、AD2025、10、4)

縦横・2×2cm

西晉の陸機の「文賦」の一語を、戰國篆文で刻した「操

觚」(觚を操る)で、文・文章を書く事である。故に文章家

を指して「操觚の士」と言う。文賦には、「觚を操り以て

率爾たり」と有る。「觚」とは、文を書く木の札の事であ

る。己は文才など全く無いから、「觚を操り常に逡巡」の

状況で、論文どころか短いレポートさえなかなか欠けなく

、四苦八苦・七転八倒・反省悔悟の四十五年であった。


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