ギャラリー解説蛟蛟

書画

黄虎洞手習い、陽刻自用印一顆(現代、AD2025、10、11)

縦横・3.8×2.4cm

『三國志』太史慈傳の一句をアレンジし、甲骨文で刻した「

危在旦夕之間」(危は旦夕の間に在り)である。危険が目

前に逼っている事である。「旦夕」は非常に短い時間を表

す言葉である。命が盡き果てようとしている時などに、「命

は旦夕に在り」などと言う。太史慈傳には、「危は旦夕に

在り」と有るが、ここでは「之間」を付けて六字句とした。


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