ギャラリー解説蛟蛟
書画
黄虎洞手習い、陰刻自用印一顆(現代、AD2025、10、29) |
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縦横・3.3×2.5cm 『後漢書』張綱傳の一句を、戰國篆文で刻した「魚遊釜中 」(魚は釜中に遊ぶ)である。直ぐに死期が逼っている事 の例えである。張綱傳には、「遂に復た相聚まり生を偸む も、魚の釜中に遊ぶが若く、喘息は須臾の間なるのみ」と 有る。一見樂しく游いでいる様に視得るが、實態は茹で上 がって死ぬのが、目前に迫っている、廟堂の羊と同じであ る。 |