ギャラリー解説蛟蛟

書画

黄虎洞手習い、陰刻自用遊印一顆(現代、AD2025、11、9)

縦横・3.2×1.4cm

『列子』周穆王に有る尹氏と役夫との夢の話から、甲骨文

で刻した遊印の「役夫夢」(役夫の夢)である。人生に於け

る榮華や名利などは、夢の如く儚いと言う事である。己は

名利や榮華などは得る事が無かったので、役夫の如来夢

を見る事は無いが、子供時代と大學に入る前後の夢は、

最近矢鱈に良く見る。恐らく己の人生に於いて、田舎の子

供時代と二十歳前後の時代が、尤もワクワクとして樂しかっ

た時代であったのであろう。


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