ギャラリー解説蛟蛟
書画
黄虎洞手習い、陰陽刻自用印二顆(現代、AD2025、12、1) |
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縦横・2.2×2.3cm 共に古璽文で刻した、『舊唐書』羅威傳の「花(華)朝月夕」 と、古樂府「君子行」をアレンジした「瓜田李下」とである。「 花朝..・・」は、春朝の花、秋夕の月と言う事で、春と秋の良 い時節を表す言葉で、羅威傳には、「花朝月夕毎に賓佐と 賦詠し、甚だ情致有り」と有る。亦た「瓜田..・・」は、人口に 膾炙した有名な言葉で、人に疑念を抱かれる様な行爲は、 するべきでは無いと言う事で、君子行には、「君子は未然 に防ぎ、嫌疑の閧ノ處らず、瓜田に履を納れず李下に冠 を正さず」と有る。 |