ギャラリー解説

書画

鹿門岡千仞、行書七絶(幕末維新、AD1833〜1914)

紙本肉筆・・縦136cm、横33cm

「癸未(明治十六年・1883)冬 鹿門山人」の下に、

陰刻回印「岡千仞印」と陽刻「字曰振衣」の落款が

押されている。岡鹿門は仙台の人で、名は千仞・修

、字は振衣・子文・天爵、号を鹿門と称し、江戸の昌

平黌で安積艮齋に学び、同窓に重野成齋らがいる

。帰藩後は藩校養賢堂の教授となるが、幕末の国

事に奔走し、維新後は東京に私塾綏猷堂を開き、

講説教授に従事している。


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