ギャラリー解説

書画

瀧園黒田清綱、和歌(幕末維新、AD1830〜1917)

絹本肉筆・・縦91cm、横33.5cm

「清綱」の下に、陰刻「源朝臣」と陽刻「清綱」の落

款が押されている。黒田瀧園は薩摩の人で、名

は清綱、字は?、号を瀧園と称し、八田知紀に和

歌を学び、高崎正風没後に御歌所長となり、元老

院議官・枢密顧問官などを歴任し、また瀧園社を

開いて子弟を教育した人で、明治の顕官にして歌

人であるが、近代洋画家黒田清輝の養父(伯父)

としても、有名である。


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