ギャラリー解説

書画

月堂榊原照成 、草書六字(江戸時代、AD1798〜1858)

紙本肉筆・・縦130cm、横29.5cm

「高山流水知音」の六字である。「月堂書」の下に、陰

刻回印の「源照成印」と陽刻「字子成」の落款が押され

ている。榊原月堂は江戸の人で、名は照成、字は子成

、号を月堂と称し、久能山の神官を司り、越中守を称

して書・画を善くした幕臣であるが、能書家の浅野長厥

や戸川安清らと交遊し、著名儒者の書を集めて『儒林

墨宝』を刊行し、草書の名手としても知られた能書家で

もある。


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