ギャラリー解説
書画
介亭伊藤長衡、楷書三字(江戸時代、AD1685〜1772)
紙本肉筆・・縦60cm、横27cm
「思無邪」とは『論語』の言葉である。「長衡書」の下に
陰刻「長衡之印」の落款が押されている。伊藤介亭は
京都の人で、名は長衡、字は正蔵、号を介亭・謙謙斎
などとと称し、京の大儒者伊藤仁斎の第三子で、家学
を受け継ぎ、父仁斎・兄東涯に古義学を学び、高槻藩
の儒臣となった人である。
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