ギャラリー解説

書画

潭香石井徽言、行書十四字(幕末維新、AD1806〜1870)

絹本肉筆・・縦99cm、横32cm

「潭香」の下に、陰刻「徽言之章」(但し天地逆)と陽刻「潭

香」の落款が押されている。石井潭香は江戸の人で、名

は徽言、字は士励、号を潭香と称し、初め市河米庵に書

を学び、次いで長崎に遊学して、清人江芸閣に書法を問

い、その後松前藩に仕えて儒臣となり、第十二代藩主崇

廣の書の師となった儒者である。


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