ギャラリー解説
書画
葵園大國隆正 、和歌(江戸時代、AD1792〜1871) |
|
|
|
紙本肉筆・・縦126cm、横52.5cm 「隆正」の署名が有る。大國葵園は石見の人で、 本姓は今井氏であるが、野之口と改め、更に大國 と改めている。名は隆正、字は子蝶、号を葵園・ 佐紀乃屋などと称し、初め平田篤胤の門人となり、 次いで昌平黌の古賀精里に学び、後に村田春門 に師事し、京で家塾報本学舎を開いて講説を始め るが、津和野藩に召されて藩校養老館で子弟の教 育に従事し、次いで福山藩の藩校誠之館で皇学を 講じた国学者で、和歌や草書も善くしている。 |