ギャラリー解説

書画

橘正庸 、楷書七絶(江戸時代、AD1750〜1850)

絹本肉筆・・縦34.5cm、横39.5cm

「橘正庸」の下に、陰刻回印「橘正庸印」と「大中氏」の落款が押され

ている。橘正庸は京の人で、名が正庸、字が大中、他の詳細は不明

であるが、「文化丁丑(1817)夏五月」と有れば、江戸後期の人で

ある。恐らく、能書家として知られた通称松元研斎(1768〜1832)

こと橘正名の一族ではないのか、と推測される。


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