ギャラリー解説

書画

射山小川平吉 、扇子行書五絶(近代、AD1869〜1942)

紙本肉筆・・幅52cm

「射山」の横に、陽刻「帰去来荘主人」の落款が押されている。小川射山は長野の人で、名は

平吉、号を射山と称し、別荘を帰去来荘と言う。東京帝大卒業後弁護士から政界に入り、東亜

同文書院の創立に参画し、司法大臣・鉄道大臣を歴任した政治家であるが、大東文化協会の

第四代会頭でもある。「壬戌五月」とあれば、大正十一年・1922の作である。

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