ギャラリー解説
書画
方圓齋岡本保考、行草書六字(江戸時代、AD1749〜1818)
紙本肉筆・・縦39cm、横52cm
「治部大輔」の下に、陰刻「保考之印」の落款が押されている。岡本方圓齋は
京の人で、本姓は賀茂氏、名は保考、号を方圓齋・淪讀齋などと称し、上賀茂
神社の神官であると同時に一条家の諸大夫を兼ね、大師流の書法を岡本邦
氏・花山院常雅に受け、和歌を僧慈延に学び、能書家の名を馳せ書博士甲斐
守となり、後に正四位治部大輔となった人である。
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