ギャラリー解説
書画
天水山中恕之、行草書文(江戸時代、AD1758〜1790)
紙本肉筆・・縦135.5cm、横50.3cm
「無暦」の下に、陰刻「宣卿印信」と陽刻「無暦」の落款
が押されている。山中天水は伊勢の人で、名は恕之、
字は宣卿、号を天水・無暦・鈴山などと称し、初め京に
遊学し、次いで江戸に出て山本北山の門に入り、古文
辞一派の時習を排撃して清新流麗な詩を主張し、家塾
を開いて門弟への教授に従事しているが、学は折衷を
旨とした儒者である。
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