ギャラリー解説
書画
梅崖山本憲、行草書十六字(近代、AD1852〜1928) |
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紙本肉筆・・縦86cm、横32cm 「山本憲」の下に、陰刻「憲之印」と陽刻「梅崖」の落 款が押されている。山本梅崖は土佐の人で、江戸末 の儒者山本澹齋の孫で、名は憲、字は永弼、号を 梅崖と称し、初め家学の徂徠学を修め、十四歳で藩 校致道館に入って福岡清馬や大橋真三らに学び、 維新後は洋学を学んで独・英語を修めて政府に仕 えるも、家学の儒学で身を立てるべく職を辞し、一 時新聞記者として時勢を論じたりするが、明治22年 に家塾梅清処塾を開いて講説を事とした漢学者で ある。 |