ギャラリー解説

書画

欽堂黒木安雄、行草書七絶(近代、AD1866〜1923)

絹本肉筆・・縦150cm、横42cm

「欽堂山史雄」の下に、陰刻「黒木安雄」と陽刻「飛

卿」の落款が押されている。黒木欽堂は高松の人で

、名は安雄、字は飛卿、号を欽堂と称し、高松藩藩

校講道館教授黒木茂矩の子で、初め漢学を片山冲

堂に学び、次いで東京帝大で漢文学を専攻し、後に

同大の講師を務め、詩文・書画・篆刻に巧みで、金

石文にも精通し、法書会を興して『書苑』を発行し、

書道の普及に努めた漢学者である。


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