秋香中村訓友、行書十四字（近代、AD1841〜1910）

紙本肉筆・・縦126cm、横31.3cm

「秋香」の下に、陰刻「秋香訓友」と陽刻「字曰訓友」

の落款が押されている。中村秋香は静岡の人で、

名は訓友、字は訓友、号を秋香と称し、十三歳の時

に駿府城代与力見習として出仕し、松木琴園の門

弟となって国学を学び、更に戸塚精齋から漢学を学

び、高崎正風の推挙で御歌所寄人となった歌人で、

国文学者でもある。