ギャラリー解説

書画

聴秋伊藤祐之、草書七絶(幕末維新、AD1822〜1895)

紙本肉筆・・縦181.5cm、横47.5cm

陰刻「伊人之印」と陽刻「士龍」の落款が、押されてい

る。伊藤聴秋は淡路の人で、名は祐之・起雲、字は士

龍、号を聴秋と称し、代々蜂須賀藩の家臣の家柄で、

京に遊学して梁川星巌に師事し、門下の三秀と称され

て藤井竹外や頼三樹らと交わり、維新後は太政官法

政局に出仕するが、退官後は詩と酒を友とした自適の

生活を送った漢詩人である。


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