ギャラリー解説

書画

半齋細合方明 、行草書文(江戸時代、AD1727〜1803)

紙本肉筆・・縦27.5cm、横48.8cm

「寛政辛亥(1791)仲夏末流六十五翁細合方明拝写」の横に、陽刻象形印「方明」と、

文中に陽刻「半齋賞監過物」の落款が押されている。細合半齋は京の人で、名は方明

・ 離、字は麗王、号を半齋・斗南などと称し、荻生徂徠門の菅甘谷に從學し、古文辞

学を奉じて、大阪で一家を成して活躍した儒者で、松花堂の書を善くし、滝本流の中興

と評される能書家でもある。


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