ギャラリー解説
書画
棕隠中島徳規 、草書和文尺牘(江戸時代、AD1779〜1855) |
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紙本肉筆・・縦14.7cm、横43.5cm 「棕隠」の署名が見られる。文末に「頓拝 棕隠 七月二十一日 霞山上人 払麈下」 と有る。中島棕隠は京の人で、名は徳規、字は景寛、通称は文吉、号を棕隠・道華庵 ・安穴道人・因果道士などと称し、代々儒を業とした中島泰志の子で村瀬栲亭に師事し て詩文を善くし、風流を好みの奇才で戯作もこなし、その楼号を銅駝余霞楼(どうだよ かろう)と称した儒者であるが、一説には青楼の主人でもあったと伝える。 |