ギャラリー解説

書画

傳・東湖藤田彪、行書七絶(江戸時代、AD1806〜1855)

紙本肉筆・・縦122.5cm、横28cm

「東湖書」の下に、陰刻回印「藤田彪印」と陽刻「斌卿」

の落款が押されている。藤田東湖は水戸彰考館総裁藤

田幽谷の第二子で、名は彪、字は斌卿、号を東湖と称

し、江戸で大田錦城らに学んだ人で、幕末の水戸学を

代表する儒者である。本品は、一見東湖の書風である

が、線の弱さから「傳」である。


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