百錬大野鐵之助、草書七絶（近代、AD1864〜1941）

紙本肉筆・・縦136cm、横33.3cm

「百錬」の下に、陰刻「大墅鐵印」と陽刻「百錬道人」

の落款が押されている。大野百錬は美濃の人で、

名は鐵之助、号を百錬・墅鐵などと称し、叔父齋藤

百竹に書を、野村藤蔭に漢学を、菱田海鴎に漢詩

を学び、碑法帖を研究して詩書に没頭した書家で、

日比野五鳳の師である。