ギャラリー解説

書画

五龍玉乃世履、行草書五絶(幕末維新、AD1825〜1886)

紙本肉筆・・縦135cm、横34cm

「五龍老人玉乃世履」の下に、陰刻「玉乃世履」と陽刻「

五龍主」の落款が押されている。玉乃五龍は長州の人で

、名は世履、字は公素、号を五龍と称し、業を玉乃九華

に受け、藩命に因って京に遊学し斉藤拙堂らに從學し、

頼三樹三郎や梅田雲浜らと交わり、九華の死去に伴い

その嗣子となった儒者で、維新後は初代大審院長となり

、その公正な裁きで「明治の大岡」と称されている。


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