ギャラリー解説
書画
春濤森魯直、行書七絶(幕末維新、AD1819〜1889) |
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紙本肉筆・・縦139.5cm、横37.5cm 「春濤六十三翁」の下に、陰刻「魯直」と陽刻「越? 一笑三年留」の落款が押されている。森春濤は尾張 の人で、名は魯直、字は希黄、号を春濤と称し、家 は代々医を業としていたが、尾張の儒者鷲津益齋に 師事して詩文・漢学を学び、更に京に出て梁川星巌 の門に入り、京阪に詩人と交わって詩名を高め、維 新後は東京に茉莉吟社を開き、門人の養成に務め て明治漢詩壇の第一人者となった漢詩人である。 |