ギャラリー解説

書画

菅公高辻胤長、行書五律(江戸時代、AD1740〜1803)

紙本肉筆・・縦32.5cm、横43cm

「右詠雨中荷花 胤長稿」の下に、陽刻「字曰百川」の落款が押されている。

高辻黄門は京の人で、姓は菅原氏、名は世長・胤長、字は延年・百川と言い、

中納言黄門から正二位大納言に至った公卿で、松平定信の命を受けて、天

明の大火で焼失した御所の造営に当たった人で、菅原道真の後裔のために

「菅原の君」とか「菅公」と称されている。


[ギャラリー一覧へ戻る]