ギャラリー解説

書画

東江川村義道、隷書二字(近代、AD1842〜1934)

紙本肉筆・・縦32cm、横63cm

「七十六髯叟東江」の横に、陰刻「川邨」と陽刻「號?江」の落款が押されてい

る。川村東江は京の人で、本姓は石崎氏、名は肇・義道、号を東江と称し、向

山黄村に漢学や漢詩を学び、市河米庵流の書を学んだ後に顔真卿を学び、二

十七歳の時に静岡の川村姓を嗣ぎ、書道漢学塾を開いて門人を養成した書家

で、川村驥山の父である。


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