ギャラリー解説
書画
晴雲西(村)和作、行書五絶(近代、AD1883〜1963)
紙本肉筆・・縦138cm、横16cm
「上海碧荘 西晴雲」の下に、陰刻「西和」と陽刻「晴
雲」の落款が押されている。西晴雲は島根の人で、
本姓は西村、名は和作、号を晴雲と称し、初め画を
吉嗣拜山に学び、その後中国に渡って斉白石に師
事し、呉昌碩の知遇を得て上海に上海南画院を創
設した画家で、山水・花鳥を得意とし同時に書も善く
している。一見して呉昌碩風の字である。
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