ギャラリー解説
書画
可汲岩倉具選、行書五字(江戸時代、AD1757〜1824)
紙本肉筆・・縦132cm、横29cm
「従三位具選書」の下に、陰刻回印の「源具選印」と陽
刻「可汲」の落款が押されている。岩倉可汲は京の人
で、名は具選・家具、字は子數、号を可汲と称し、公卿
柳原光綱の子で、岩倉広雅の養子となり、岩倉家七世
の祖で、従三位右近衛権中将の位に在った公卿であ
るが、詩文・書画を善くして篆刻を高芙蓉に学んだ、文
人でもある。
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