ギャラリー解説

書画

樂山秋月種樹、行草書七絶(幕末維新、AD1834〜1904)

紙本肉筆・・縦173cm、横45cm

「雲烟外史種樹」の下に、逆さまの陰刻「秋月種樹」と陽

刻の「留金(劉)氏」の落款が押されている。秋月樂山は

日向の人で、高鍋藩第九代藩主種任の三男で、名は種

樹、字は??、号を樂山・古香・千歳叟などと称し、安井

息軒や塩谷宕陰に漢学を学んだ儒者大名で、幕府学問

所奉行・将軍家茂侍読・若年寄などを歴任し、維新後は

元老院議官・貴族院議員になった人で、詩文に長じて能

書家としても名が有る。


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