ギャラリー解説

書画

藤原忠朝、和歌(幕末維新、AD1820〜1893)

紙本肉筆・・縦135cm、横16.4cm

「忠朝」の署名が有る。藤原忠朝は備前の人

で、油屋岡田利平の次男であるが、岡山の

酒造業に奉公中、古本屋で見た『古今集』の

序文に感激して島岡真心に入門し、更に業

合大枝の教えを受け、次いで和歌山の国学

者加納諸平に師事して歌学を学び、行商の

傍ら各地で和歌を教え、吉備歌壇の第一人

者となった歌人である。


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