ギャラリー解説

書画

燕齋男谷思孝、行書七絶(江戸時代、AD1777〜1840)

絹本肉筆・・縦143cm、横55cm

「燕齋孝」の下に、陰刻「思孝之印」と「字君則」の落款

が押されている。男谷燕齋は江戸の人で、名は思孝、

字は君則、号を燕齋と称し、幕府の表祐筆を務めた儒

者で、勝海舟の叔父であり、幕末の剣豪男谷精一郎

の父である。また中林梧竹が十四歳で江戸に出た時、

師の礼を採った相手としても有名である。


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