ギャラリー解説
書画
旭荘廣瀬謙、行書七絶(江戸時代、AD1807〜1863) |
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紙本肉筆・・縦136cm、横30cm 「旭荘」の下に、陰刻「廣瀬謙印」と陽刻「楳(梅)トン (土+敦)」の落款が押されている。廣瀬旭荘は豊後 の人で、名は謙、字は吉甫、号を旭荘・梅トン(土+ 敦)などと称し、鎮西の大詩宗広瀬淡窓の弟で、学 を筑前の亀井昭陽や備前の管茶山に学び、兄淡窓 の家塾咸宜園を監督し、大阪や江戸でも家塾を開 いた後、日田に帰郷して雪来館を開いて教授した。 彼の詩は清朝の愈越の『東瀛詩選』にも採取され、 「東国詩人之冠」との評価を得ている。 |