ギャラリー解説

書画

古道人福田世耕、草書四字(近代、AD1865〜1944)

紙本肉筆・・縦133cm、横30.5cm

「古道人」の署名が有る。福田古道人は和歌山の人

で、名は世耕、字は子徳、号を静處(漢詩の時)・把

栗(俳句の時)・古道人(和歌・南画・その他の時)な

どと称し、漢詩人にして俳人で、更に南画・和歌も善

くした人で、京都に住して特異な風格を示した文化

人である。「歸天一笑」と書かれている。この言葉の

如く、「一笑して浄土に旅立つ」ことが出来れば、幸

せである。


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