ギャラリー解説
書画
臨風笹川種郎 、行書五絶(近代、AD1870〜1949) |
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紙本肉筆・・縦24.5cm、横34.7cm 「臨風小史」の下に、陽刻「臨風」の落款が押されている。笹川臨風は東京の 人で、名は種郎、号を臨風と称し、東大在学中に岡田嶺雲らと筑波会を結成し て俳句研究に努め、卒業後は『帝国文学』編集員を経て、明大・法大・専大・駒 大などに出講して史学や美術批評を論じ、『東山時代の美術』で文学博士とな った文学者にして評論家であるが、同時に中国文学にも造詣が深く、国訳漢文 大成の『荀子』『唐宋八家文』を担当している。 |