ギャラリー解説

書画

樂翁松平定信、草書四字(江戸時代、AD1758〜1829)

絹本肉筆・・縦29.5cm、横11cm

「樂翁」の下に、陰刻「樂翁」の落款が押されている。

松平樂翁は江戸の人で、名は定信、字は貞卿、号を

樂翁と称し、八代将軍吉宗の孫で白河藩主であるが、

同時に寛政の改革を断行した老中首座でもある。老

中辞任後は、藩校立教館の充実を図り、藩内の文教

政策に尽力している。「韭事骭氏i閧ゥに夜の月を齊

しむ)」とは、良き言葉である。


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