ギャラリー解説

書画

中軒石河晃宝、茶釜圖併和歌讃(近代、AD1861〜1929)

絹本肉筆・・縦61.5cm、横31cm

「中軒」の下に、陰刻の「無上樂菴」の落款が押されてい

る。石河中軒は岐阜の人で、名は晃宝、号を中軒・無上

樂庵などと称し、上洛して妙心寺で儒教・仏教の学問を

修め、明治十九年、千宗旦門下の藤村庸軒が始めた茶

道、庸軒流の家元第八世を継ぎ、岐阜県の竹鼻地方で

茶風を広めた茶の宗匠である。


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