柳厓村田素行、行草文（幕末維新、AD1812～1889） |
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紙本肉筆・・縦125cm、横54.7cm 「柳厓漁人」の下に、陰刻「淡海貫隱」の落款が押さ れている。村田柳厓は鳥羽の人で、名は素行、号を 柳厓・湖上漁夫などと称し、幼にして近江大津の村 田家を継承し、家業の塩商に携わる一方、姫路の 儒者的場天籟に漢学を学び、特に詩文と書に卓越 した技量を示した人で、幕末の漢詩人兼能書家とし て名を馳せているが、同時に勤皇の官軍に莫大な 資金援助をした、勤皇豪商としても知られている。 |
