ギャラリー解説
書画
精齋雨森謙、草書七絶(幕末維新、AD1823〜1883) |
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紙本肉筆・・縦152cm、横58cm 「老雨居士」の下に、陰刻「臣謙」と陽刻「君恭」の落 款が押されている。雨森精齋は出雲の人で、名は 謙、字は君恭、号を精齋・老雨・鶯山などと称し、松 江藩士妹尾清左衛門の子であるが、藩主より雨森 の姓を賜っている。初め藩儒田村寧我に学び、大阪 に出て篠崎小竹の門に入り、次いで江戸の昌平黌 に入って林述齋に師事し、佐藤一斎や安積艮齋ら に学び、帰郷して藩の儒臣となり藩校明教館で教授 し、更に家塾養正塾で諸生に講説した儒者である。 現在この養正塾の跡地に有るのが、松江市立内中 原小学校である。 |