ギャラリー解説
書画
六橋杉溪言長、行草書七絶三首(近代、AD1865〜1944)
紙本肉筆・・縦63cm、横27cm
「六橋漁叟言長」の下に、陰刻「言長私印」と陽刻「信卿
氏」の落款が押されている。杉溪六橋は京都の人で、名
は言長、字は信卿・士久、号を六橋と称し、公卿山科言
繩の三男で、漢学を草場船山に、漢詩を林雙橋に、画を
重春塘に、書を遠山廬山・小林卓齋に学んだ文人華族
で、男爵の貴族院議員である。亦彼は「大東文化協会」
の初代理事でもある。
[ギャラリー一覧へ戻る]