ギャラリー解説

書画

釋懐素、草書「東陵聖母帖」拓本(北宋、元祐三年・AD1088)

唐の貞元九年(793)に「狂草」と称された懐素(当時57歳)が著した草書

を、太和四年(830)十二月に裴休等が石碑に起こし、更にそれを北宋の

元祐三年(1088)に法帖製作用に模刻(原石は西安碑林に有る)したも

のの拓本であり、本来は三段組みの大きな正方形の拓本であったが、保

存の利便性を考え、研究室に於いて卷子(257cm)に仕立てた。


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