ギャラリー解説

書画

天放秋月新、行草書五絶(近代、AD1839〜1913)

紙本肉筆・・縦106cm、横28cm

「霜谷生書」の横に、陰刻「秋月新印」と陽刻「必

山」の落款が押されている。秋月天放は日田の人

で、名は新、字は士新、号を天放・必山・霜谷など

と称し、佐伯藩儒秋月橘門の子で、家学を継承し

て広瀬淡窓に学び、佐伯藩藩校四教堂助教とな

り、詩を善くした漢学者で、新政府に仕えて文部

省参事官や三河県知事・東京女子高等師範学校

校長などを歴任し、貴族院議員となっている。


[ギャラリー一覧へ戻る]