ギャラリー解説

書画

鐵石藤本真金、行草書五絶(江戸時代、AD1816〜1863)

紙本肉筆・・縦132cm、横44.5cm

「鐵権道人」の下に、陰刻回印「源真金印」と陰刻「源氏

鑄公」の落款が押されている。藤本鐵石は備前の人で、

名は真金、字は鑄公、号を鐵石・鐵寒士などと称し、二

十四歳で脱藩して京に出、軍学を学びながら天下の志士

と交わり、学問・書画の力を磨き、京の私塾言志塾で国

学・兵学を教授し、その後天誅組総裁として義挙して戦

死した勤皇の志士であるが、特に和歌と漢詩に優れてい

る。


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