ギャラリー解説
書画
静軒宮地介行・瓢庵日和、俳句讃・案山子圖(江戸時代、AD1674〜1753)
紙本肉筆・・縦70cm、横22cm
「介行」の下に、陽刻「沼霞仙」の落款が押されている。宮地静軒は佐土
の人で、名は介行・介直・介正、号を静軒と称し、土佐南学の学統を伝え
る山崎闇斎の門人谷秦山に学び、次いで緒方黙堂の門に入り、更に京で
伊藤東涯や三宅尚斎の教えを受け、土佐藩に仕えた儒者である。絵は、
瓢庵日和なる人物の作で、それに俳句の讃文が付けられている。
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