ギャラリー解説

書画

静齋菊池之則、行書十四字(江戸時代、AD1786〜1854)

紙本肉筆・・縦114cm、横40cm

陰刻「菊池之則」と陽刻「隱鳳」の落款が押されている。

菊池静齋は富山の人で、名は之則、号を静齋・隱鳳など

と称した儒者で、初め素読を田中東仙に学び、次いで富

山藩儒大野拙斎らに儒学を学ぶも、国学の修得にも努

めた儒者で、彼が藩士として書いた文書が、現在富山大

学の図書館に数点所蔵されている。


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