ギャラリー解説

書画

蒋塘大竹培、草書文(江戸時代、AD1801〜1858)

紙本肉筆・・縦131cm、横56cm

「蒋塘漁老」の下に、陽刻「大竹培印」と陰刻「大

竹達夫」の落款が押されている。大竹蒋塘は下野

の人で、名は培、字は達夫、号を蒋塘・石舟・心

静堂などと称し、幼時から書を好み、江戸に出て

漢学を朝川善庵に、書を卷菱湖に師事し、特に楷

はチョ水良、行は王羲之、草は懐素を学び、「学

識・書技共に師を凌駕する」と称された書家で、菱

湖門四天王(中沢雪城・萩原秋巌・生方鼎齋)の

一人である。


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