ギャラリー解説

書画

常山井村貫一、楷書五字(近代、AD1841〜1925)

紙本肉筆・・縦130cm、横24.5cm

「七十二翁貫書」の下に、陰刻「臣貫一之章」と陽

刻「常山詩畫」の落款が押されている。井村常山

は三河の人で、名は貫一、法名は空潭、号を常

山と称し、初め常陸の根本寺の住職であったが、

還俗して南画を清人若波に学んだ画家で、書も

善くして特に行書に優れている。本品は楷書であ

るが、バランスの取れた良い字である。


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